「どうして、行こうと思ったんだろう?」「いつ、どんなところで、何をしたんだろう?」「楽しかった?辛かった?それを通して得られたものは?」
調べてて思ったことを、OB/OGの行本さんと山口さんに実際にお会いしてお聞きしました。


ちょっと嫌になり始めてます。笑。
このまま一つも受からなかったらどうしようっていう不安があります。
具体的にどんなところに感じていますか?
志望動機が思い浮かばないことに悩んでます。

それが行き詰まると難しいですよね。
後はOB/OG訪問ですかね。

見つかってない。
連絡も取れるけど準備不足で行けてないです。


自分が日本のことをちゃんとわかっていないのに、海外に行って本当に活躍できるのかっていうのも不安ですし。
聞いたことあるけど、詳しくは知らないし、自分で調べたこともないかな。

後は学校に一人はいる変わった先生になってみたかったんです。笑
興味がありました。また大学院では建築だけではなく、文化財についても
学んだので、専門を生かして世界で活動してみたくて色々調べてみたのがきっかけです。
「健康診断書」、あと語学力を申告する書類があります。要請によって求められる語学レベルは違いますが、
最低ラインは、例えば英検なら3級、TOEICなら330点以上となっています。

それが通れば二次選考で面接です。
それも通ると「あなたは○○の国に○月から派遣されます」という通知がきます。
それから派遣される前に70日間の派遣前研修があります。
大体170時間くらいですかね。中学校で習う英語学習時間の3分の2くらいです。

この時例えば同じ国を3つ申請しても構いません。
ただ応募の時、職種だけは同じものでなくてはなりません。
日本語教師なら日本語教師一本という感じで。
合格通知が届いてみるとパプアニューギニアで。まず「そこどこ?」って思いましたね。笑。
経験や知識、技能などのマッチングで
もっとその人に合う仕事があると判断されればそちらに派遣されます。
いけなかったりもするので、そういうところに行く人は困ることを感じる人もいるかもしれませんね。
でも協力隊は女性の参加者の方が多いんですよ。
外務省の方で安全が確保できない様なあまりにも危険な国にはそもそも派遣をおこなっていませんので女性も挑戦できます。
周りは就職していく中で何か感じたことはありますか?

ただキレイな言葉にはなっちゃうんですけど、その遠回りの様な2年間も、
10年後や20年後からみたらすぐに就職した人とそんなに差なんか生まれないんじゃないかなって。
自分が何を得られるかですよね。

十分生活に困らず、活動することができます。
そこで培った経験や日常生活レベル以上の英語力を得られたのはプラスでした。
今はそこで得た英語力を活かせてますし、もし行っていなかったら今の仕事も楽しめていないでしょうし。
語学に関してはベトナム語だったので、英語力がついたわけではないですけど。笑。
私は参加して、「日本の当たり前」と「海外の文化」の違いを知った上で、柔軟に協力しあうことを学びました。
行本さん、山口さんの話を聞いてすごく興味が湧いたので、具体的な話を聞きに説明会に行ってみました。
「体験談&説明会」では、JICAボランティア経験者の体験談発表が予定されているほか、JICA職員との個別応募相談、要請の詳細情報などの資料閲覧が可能です。所要時間は約2時間です。また、JICAボランティア活動紹介ビデオを会場のみで見ることができます。
会場でのみ見ることの出来るビデオ上映。JICAボランティアの日常をドキュメンタリー形式でみることができます。
青年海外協力隊の基本情報を一から説明。知ってるつもりでも知らないことがたくさんあります。
様々なバックグラウンドをみなさんお持ちです。あなたの中にある興味の種、見つかるかもしれません。
教育、環境など様々な分野に分かれての質疑応答コーナー。興味がある分野で活躍された方々の具体的な話を聞けます。
カウンセラーが一対一で個別相談。挑戦したい気持ちがあっても、不安や疑問は一人一人違いますもんね。
JICAボランティアの情報誌や制度説明、帰国後の隊員の進路状況など、もちかえりOKの資料が盛りだくさんです。
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