日本の隣国について ~ロシアとの友好関係~ 「ナルホド!学べる 日本とロシア」実行委員会 ~考えよう、北方四島~ 近いようで遠い国、知ってるようで知らない国意外と知らないロシア。そんなロシアのちょっとした話題をご紹介。
No.1 イクラはロシア語である
寿司などでおなじみのイクラ。実はロシア語が語源なんです。ロシア語で「икра(ikra)」は、「魚卵」または「小さいツブツブ」の意味。そのため、ロシアではキャビアやタラコなど魚卵とされるものはすべて「イクラ」と呼ばれています。
No.2 マトリョーシカは日本が起源!?
ロシアの代表的な民芸品「マトリョーシカ」。その起源は、なんと日本だという説があるんです。1890年代、モスクワの工房ではじめてマトリョーシカがつくられた際に、日本のこけしのデザインや、だるまの入れ子構造を取り入れたと言われています。
No.4 標準時刻が9つもある!
有名なクレムリンの聖堂など、ロシアのあちこちで見かけるタマネギ型の屋根。炎を表しているそうです。実は、このかたちには意外な利点が。タマネギ型だと雪が積もりにくいんです。日本よりも寒さの厳しいロシア。これなら大雪も安心!?
No.4 標準時刻が9つもある!
東西に広いロシア。そのため標準時刻、いわゆるタイムゾーンが9つも存在するんです。つまり、東の端と西の端では、9時間も時差があるということ。国内でも、電話をかけるときには相手の時間を考えなくてはなりません。日本とは「国内」の感覚が大きい!
No.5 日本人には難しい、ロシアのタクシー
ロシアでは、メーターの付いていないタクシーが多く、その場合は乗車前にまず運転手に行き先を告げ、料金の交渉をします。交渉がうまく行って、はじめて乗車。慣れていれば大丈夫ですが、日本人にとってはなかなか難しいかもしれません。
No.6 日本とロシアには平和条約がない
お互いの国を尊重しあって、戦争や政治への干渉を行わないことを約束する、平和条約。日本はアメリカや中国とこの条約を結んでいますが、ロシアとはまだ結んでいません。ただ、国交は正常に機能しているので、貿易はとっても盛んです。
No.7 北方四島の免責は千葉県と同じぐらい
北海道の北東洋上に連なる北方四島。日本とロシアの関係を語る上で、避けては通れない問題です。この北方四島、面積を合計すると5,036k㎡という広さ。日本の都道府県でいう千葉県と同じぐらいなんです。
No.8 ロシアの夏は意外と暑い!?
1年中寒いと思われがちなロシアですが、実は夏の気温が25℃~30℃になることがあります。日本とさほど変わらない日もあるほど。ただ、日本と比べて温度がずっと低いため、夏の暑い日でもとっても過ごしやすく感じられます。
No.9 ロシアの広さは日本の約45倍!
ロシアが広いのはよく知られていますが、その広さはなんと約1,707万k㎡。日本の約45倍、アメリカと比べてもみても2倍近くもあるんです。もちろん国土面積世界1位。2位のカナダが約998万k㎡であることからも、ロシアの広さがわかるでしょう。日本が名刺サイズだとしたら、ロシアは新聞紙ほどの大きさになるんです。
No.10 コース料理はロシア発祥!?
フランス料理やイタリア料理、あるいは日本懐石料理などのいわゆるコース料理。その起源はロシアであるという説があるんです。寒いロシアにおいて料理が冷めないよう、一品ずつテーブルに運んだのがはじまりと言われています。
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