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日刊テラフォーニュース

【海外:サウジアラビア】非常事態でも女性の車の運転は厳禁!誰にとっても不便でしかないサウジアラビアの法律

2013年01月24日 15時00分 日刊テラフォー

(画像:daily mailより)
先日、サウジアラビアで、病気の夫を病院へ連れて行く為に車を運転していた女性が、警察に止められ、職務質問を受けた。サウジアラビアでは、女性が車を運転することは、堅く禁じられているのだ
状況を察した警察は、すぐに女性を解放したが、夫は、病院で治療を受けた後、今後二度と彼女に車を運転させないよう厳重注意を受けた
これは、サウジアラビアで一番最近起こった例に過ぎない。女性には選挙権もなく、男尊女卑の文化が未だに色濃くあるサウジアラビアでは、たとえ夫が病気であろうと、女性が車を運転することは許されない。
公的に男性優位を認めている国は数多くあれど、女性の運転をここまで厳しく禁止しているのは、世界でもサウジアラビアだけだ。しかも、その法の適用は、現地に住むサウジアラビア人女性に対してだけでなく、外国人に対しても適用される
サウジアラビアで初めて、女性の運転免許保有を求めて訴訟を起こした女性マナル・アル・シェリフさんは、2011年5月に自分が車を運転する動画をYouTubeにアップしたことにより逮捕され、10日間拘留された
マナルさんに続いて2人の女性も訴訟を起こし、彼女達とそのサポーターはFacebookページを立ち上げて、女性の運転許可を訴え続けている。
(画像:daily mailより)
彼女達が車の運転を強く求める理由の一つには、もちろん女性の地位向上と社会進出も挙げられるが、実際問題として、特に田舎などでは、女性も車を運転できないことには、生活が不便で仕方がない。
仕事、学校、買い物、医者…公共交通機関が不便な地域では、あらゆる場所に行くのに車が必要だ。だが女性は運転が禁じられている為、家庭はお抱え運転手を雇わなくてはならない。その月300~400ドル(約26000~35000円)の費用がまかなえない家庭は、親戚の男性に頼るしかない。
最近では、海外でスカーフで顔と頭を隠しながらも、大学で学んだり、スーパーや銀行で働いたりしている女性達の姿を目にする機会が増えてきた。それでも、母国での彼女達の地位向上には、まだまだ時間がかかるようだ。
【記事:りょーこ】
参照元:daily mail
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