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日刊テラフォーニュース

【海外生活コラム:ブレーメン】ブレーメンの古き良き住居ブレーマーハウス

2013年01月15日 19時00分 日刊テラフォー

スペインでのフードファイター年末年始を終え、約2週間ぶりにブレーメンに戻って来た。まだ半年も過ごしていない地ではあるが、今の自宅がある地だけに、「帰ってきたなぁ」と少し感慨深い気持ちになる。同時に、自宅へ向かうトラムから街を眺めて、同じヨーロッパでも、スペインとドイツでは、全然街並みが違うことに、改めて気づかされた。
今日は、その街並みを作っているブレーメンの住居について。
日本と違って、地震がほとんどなく、鉄筋コンクリート作りの家が基本のヨーロッパの家は、築100年は経っている古~い建物が今でもたくさんある。
ブレーメンでも、特に1800年代半ばから1930年代にかけて、住宅として『ブレーマー・ハウス』と呼ばれる建物が多く建てられ、今も使われている

ブレーマー・ハウスというのは、元はイギリスを起源とする列状住宅のことで、家の両脇の壁を隣の家とシェアした住宅が、通りに面してずらっときれいに並んでいる。
壁は共有していても、一軒一軒は独立した建物で、所有者もそれぞれ違う。家の概観も、地域によっては統一されているところもあるが、ブレーメンでは、それぞれの自由なので、外壁の色や、家の高さなどが違う。でも、窓やドアの位置はどの家もほぼ一緒なので、それぞれの家の個性が違っても、決してちぐはぐになることはなく、カラフルでとてもかわいらしい。
(画像:Wikipediaより。)
そんな家を、何度も内部の改装を繰り返しながら使い続け、今に至る。だから、外見は中世ヨーロッパでも、内部はフローリングにモダンな家具を備え付けた、近代的な家も、決して珍しくはない。
だた、家の土台や骨組みは100年前のままなので、歩くたびに家中が揺れるほど床が軋んだり、壁の内部で古いパイプが水漏れして、壁がカビだらけになることもざらだ
今私が住んでいる家もブレーマー・ハウスで、元々は3階建ての一軒家だったものを改装して、1階と3階に一家族ずつ、2階に2家族入居している。キッチン・バスも各部屋にあり、それぞれの生活は独立しているので、言ってみれば、外観は一軒家だが、中はアパートだ。
日に日に大きくなる壁のシミを横目で気にしながら、この記事を書いていると、上の階に暮らす住人が、いつものように、台風のごとく階段を駆け上がっていく音が聞こえた。40代のゲイなのだが、一体どこにそんな体力があるのか…
気ままなブレーメン生活は、続く・・・。
【記事:りょーこ】
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