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日刊テラフォーニュース

街のリーダーたちの双肩に掛かる未来、ニューヨーク殺人

2012年12月28日 18時00分 日刊テラフォー

「ブロークンウインドウ理論(窓割れ理論)」は、社会心理学として最も有名な理論のうちのひとつだ。窓を割ったまま放置した地区があるとする。すると、この小さな"割れ"が連鎖する形で市民らの悪循環が膨れ上がり、最終的には街全体の治安が悪化する、という考え方だ。
小さな事件が元となり、大きな事件が起こる――という人間の行動傾向に関する法則としては、「ハインリヒの法則」もある。これは保険会社に勤めていたハインリヒが提唱したもので、ひとつの大事故には、300の小さな不注意が伏線として隠れている事を示している。
かねてより「窓割れ理論」の実践地として知られる米ニューヨーク市において、2012年の殺人件数が12月23日時点で414件と、過去50年間で最低水準となるのだという。ただし、全体の犯罪件数の率は上がる見通しだ。
日本の統計を調べてみると、平成23年度に警視庁がまとめた資料の中に、殺傷による死者は1年で74件とある。ニューヨーク市の統計だけで414件であるという数字を鑑みると、短絡的な判断であるのかもしれないが、日本の治安状態がいかに優れているかを感ずる事が出来る。
人が何かを壊すのは簡単である。窓は割れやすい。それを修理し、維持し続けることが、どんなに難しいことか。しかしそれでも、やらねばならない。その修復を先導するリーダー達に、その街の未来の責任が掛かっている。
【記事:G・JOEⅡ】
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