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日刊テラフォーニュース

【海外:サウジアラビア】女性の出国・入国を保護者男性にメールでわざわざお知らせする制度導入で大批判

2012年11月26日 17時00分 日刊テラフォー

(画像:Daily Mailより)
既にご存じの方も多いと思うが、サウジアラビアは女性の車の運転が禁止されている唯一の国だ。
イスラム教のシャリーア(イスラム法)に則ってのことだ、としているが、女性たちがこれに反発。昨年6月にはこの運転禁止に反対すべく抗議活動に出たが、多くの逮捕者を出して終わってしまった。
運転以外にもサウジアラビアには女性限定の禁止事項が多いのだが、その「禁止」が通信技術でさらに強化されたようだ。
サウジアラビアでは女性が国外に出る時には「保護者」(
夫や家族)の男性の許可がなければ出国できないことになっている。

このこと自体がすでに批判の対象になっているのだが、最近、さらに「女一人出国の禁止」を電子機器を使って規律しているそうだ。
具体的には、保護者男性側に女性の出国(入国した場合にも)した旨を自動的にメールを送信して知らせることなったのだそうだ。
これ、その女性と保護者の男性が一緒に同行する場合にも適用される。
「だったらわざわざ知らせる必要がないのでは?」とも思えるが、原則、メールが送られてくるようだ。
この「メールお知らせ制度」は、以前に採用されていた出国許可の同意書に替わるものとして登場したものであり、同意様式の変更の目的は「空港スタッフの手間を省くため」と「出国する女性を煩わしさから解放するため」であった。
(画像:Daily Mailより)
しかし他の国の女性からしてみればわざわざメールを送られるのも「煩わしいこと」の一つではないかとも思える。
「なぜそこまでして女性を監視下に置きたいのか?」「女性の権利を侵害している」とすでにサウジの女性たちから不満が噴出している。
たしかに男性の監視下から絶対に逃れることができない、というのはストレスがたまることだろう。
大人の女性ならばたまには誰にも知られず「ぶらり女一人旅」をしてみたくもなるだろうが、そんなことはメール一発で即バレ、許されないのである。
女性団体は「国内に閉じ込める一つの手段になっている」と批判している。
サウジアラビアでは昨年、ようやく女性の選挙の投票権のみ認められたばかり。
ロイター通信が行った調査では女性の権利ワースト2位、というランクが付けられた。
イスラム諸国の中でも規律が厳しい、とされるサウジアラビアで女性が「車で国境横断一人旅しちゃった!」などとブログで旅行記を公開するような日を訪れるのだろうか・・・?
【記事:猫姫】
参照元:Daily Mail
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