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日刊テラフォーニュース

【海外:サウジ・アラビア】イケアのサウジ・アラビア版カタログから女性モデルを削除→謝罪

2012年10月02日 16時00分 日刊テラフォー

スウェーデンの有名企業といえば、リーズナブルでスタイリッシュな家具販売のイケアだ。
今や世界各国で店舗を展開しているが、そのイケアが先日、異例の「謝罪」を発表したという。
一体何があったというのだろうか?
実はイケアは中東のサウジ・アラビア向けカタログを修正し、登場する女性モデルを「全削除」にしてしまったのだ
なのでサウジ・アラビア版イケアのカタログには女性は一人も登場していない。
以下の写真で比較してみると一目瞭然。イケアの想定する一家団欒像から女性がいないのだ。
(画像:Daily Mailより)
「そういうこともある」と納得できる人もいるが、「不自然!」と思う人もいるだろう。
(画像:Daily Mailより)
女性モデルだけではなく、担当したデザイナーまで女性は「削除」されている。
「これではまるで女性の存在は全く想定されてないみたいじゃない」。そんな批判も覚悟して、イケア側はあくまでサウジ・アラビア社会に合わせたカタログに修正したとしていた。
しかし風当たりが強かったのだろうか。イケアの本拠地、スウェーデンは男女平等の概念が行き届いた国であることもあり、
「あんなことしなけりゃよかった」と後悔・謝罪しているのだという。
スウェーデンのビョーリング通商大臣は「サウジ・アラビアでの男女平等への道のりはまだ長い。カタログならまだしも、現実社会では女性を削除、なんてあってはならない。女性の存在を認めなければ、社会の知的財産の半分を失うことになるのよ」と語気を強める。ビョーリング大臣も女性であり、このことには強い関心があるようだ。
イケアとしては世界企業として、その国の文化や慣習を尊重し、なるべくその土地に合ったやり方で展開していきたいという方針の一方、イケア自社の尊重する理念に反することはやりたくない、というジレンマを抱えている。
これに対し、「イケアよ、よく反省した」などというフェミニズム感漂う意見はあまり見当たらず、
「たかがカタログだろ、冷静になれよ」
「その国の文化はどこにでもあるだろ」
「サウジの女性がそれでいいって言ってるんだったら、いいんじゃない?」

という意見が多くみ見受けられたようだ。
「我々の文化だから」と言われればそれまで。文化、とはその地域の慣習を保護するものなのか、それとも他者に一切口を出させないための手段なのか。
「男女平等」を会社の理念に掲げる国際企業にとって、どのように海外展開するのかは常に難しい問題だ。
【記事:猫姫】
参照元:Daily Mail
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