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WORK MASTERニュース

村田製作所が輸出関連のすべての帳票を電子化 - 「輸出立国」の復権に寄与?

2012年04月18日 10時00分 WORK MASTER

株式会社村田製作所は、2012年4月13日、「貿易帳票管理システム」を構築し、輸出業務における全ての帳票を電子化したことを発表した。
同社によると、売上高の海外比率が、8割超となっているため、輸出業務の際に扱う書類の量は、取引量の増加による業務の遅延、業務工数の増加に結びつく「ネック」となっていたが、海外拠点や、輸出等に係る代理店、倉庫までも網羅した「貿易業務プロセス」を改善し、貿易帳票の電子化による業務効率化とリードタイム短縮の実現に取り組んだことで、インプットからアウトプット、および情報管理までの工程をシステム化したとのこと。
今回のシステム化により、業務に関する「やりとり」は、紙媒体からメールへ運用スタイルを変え、電子帳票管理データベースによる、案件ごとの進捗状況のリアルタイム管理は、「どこに問題が発生しているのか」を一目でわかる仕組みとして、“生まれ変わった”ともいえそうだ。
ちなみに、このシステム導入により、53%のプロセス削減や、間接業務のリードタイム66%短縮、月間約45,000枚の紙出力の削減といった、目に見える効果も確認されている。
国家が貿易に携わる際に、商品を売り外貨を得る取引が輸出。日本の場合、資源を国外から輸入し、それを加工した完成品を海外へと輸出することが多いことから、そのスタイルは「加工貿易」とも呼ばれている。また、「輸出立国」といった言い方で、輸出を増やすしか、国家経済の成長を促すことはできないという意見もある。
海外に生産拠点を移し、アジアなどの市場への参加を目指す企業には、内部改造の意欲はそう多くはないだろう。したがって、今回の取り組みが、これからの日本が目指す道を照らしてくれる性格のものであるためには、外部からの提供による「アシスト」と、海外からオファーがかかるだけの高技術企業を見極める「目」を組み合わせた、業界全体の姿勢が求められよう。
▼外部リンク
株式会社村田製作所
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