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日刊テラフォーニュース

米研究チームが時間を止める事に成功!?「時間の穴」をつくる

2012年01月11日 12時00分 日刊テラフォー

G・JoeⅡはかく語りき

ドラえもんの「ウルトラストップウォッチ」(藤子・F・不二雄著『ドラえもん』)、X-MENの「プロフェッサーX」(スタン・リー原作『X-MEN』)、ディエゴ・ブランドーのスタンド「ザ・ワールド」(荒木飛呂彦著『ジョジョの奇妙な物語』)、H・G・ウェルズ著『新加速剤』 に、ミヒャエル・エンデ著 『モモ』…
SF作品には欠かす事の出来ない、時間停止という異常現実のロマン。人間にとっては時間という物質が常に一定方向にしか流れないだけに、これを停止させたり、逆流させたりする事は、ひとつの憧れでもある。しかし今回、本当に米研究チームが時間を止めることに成功してしまったようだ。
「Nature」誌の1月5日に掲載された研究発表によれば、米国コーネル大学の研究チームが光を曲げる実験を繰り返し、「時間の穴」を作り出す事に成功したのだという。
そもそも同研究チームの研究目的は、可視光線を屈折させて物体を見えなくする、いわゆる「光学迷彩」「透明マント」といった技術の開発。人間が物体を見る事が出来るのは光が反射する為であり、この光を屈折させ、少なくとも外見上は透過状態にしようという算段である。
この研究を応用した時間停止実験では、特殊なガラス光ファイバーに向けて、レーザー光線と強力な点滅式のパルスレーザーを交差させ、光線の時間的分布を任意に変化させるもの。速度が変化した光には一瞬の"隙"(約40ピコ秒(1兆分の40秒)が生じ、これが理論上の(光の)時間停止状態に当たるのだという。
そもそもアインシュタインの相対性理論では、光の速度と時間という物質の相関関係を証明している。つまり、光よりも早く動く物体があれば、その物体に掛かる時間は徐々に遅れていくという理論である。
想像を絶する時間の世界。時間とは何か?その答えへと、一歩一歩、近づいている人類である。
【記事:G・JOEⅡ】