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日刊テラフォーニュース

仮想現実探索記-核武装是非会議がTwitterで開催!?-

2011年06月27日 20時00分 日刊テラフォー

「核武装は自主防衛の基本、徴兵制は諸問題解決の手段…そんな訳がないだろう、あなた方。」というTogettherで話題となっている。ここでは、日本の「核武装」が如何に現段階では困難であるか。どれだけのものが必要であるかが語られている。
日本が核兵器を持てば近隣諸国に対してカードを握ることになると考えている方はどれほど居るのだろうか。日本の大衆の代表である我が父は、見事に核武装厨だ。筆者としては父の言い分の真逆に真理はあると考える癖があるのだが、今回それを見事に氷解してくれることになった。
結論から言おう。核武装をしたとして、その核を誰が守るのか。その核の開発者、運営者を誰が守るのか。彼らを護るシステムがないのならば、その核兵器はテロに奪われたい放題になってしまうだろう、というのが第一にあるのだ。
もっともな話である。ならば「それが解決すればよいのでは」と考えるわけだが、そこで浮かび上がってくるのが第二の問題である。
現在の政府がそれを立法化することが出来るのか。システムを構築することが出来るのかという問題があるわけだ。テロと正面衝突することになるのであれば、今の自衛隊の装備ではいけない。先手を打たねば次々と犠牲者が出ることになるので、根本から自衛隊を構築し直す必要があるのだ。それが今の政治家に出来るか、と問われれば出来ないとしか答えられないだろう。
また、こうした問題が解決されたとしても、根本的に国にはそうした防衛費に捻出する予算がないのだ。徴兵制も核武装も、そのお金がどこから生み出されるのか。机上の空論以下の絵空事に惑わされてはいけない。実際、何をすべきかは考える必要があるが今の段階では非現実と言わざるを得ない。
新世代の兵器であるガンダムを開発する。ソーラービームを開発する。そんなレベルの武装を試みた方がまだ建設的だという意見まで出ていた。もうちょっと現実的にするならばミサイル防衛システムに本腰を入れるべきだという話も出ていた。
これは、ある意味、政権交代と同じなのだ。核武装をすれば日本が良くなる。政権交代をすれば日本が良くなる。一緒なのだ。魔法のアイテムとして語られているのだ。だが実際にはそんなことはない。政権交代の苦渋を舐めたのだから、きちんと学習する必要があるだろう。
そして、本当に必要なのは、そんな魔法のアイテムではない。国としての地力を高めること。通常兵器の強化と、巧みな外交の実行を同時に行うこと。それを行える素地を整えること。その方がよほど国防力を高めることになるという意見もあった。
日本人である以上、この国の防衛を考えるのは必要不可欠だ。関係ないのは選挙権を持たない人々のみである。権利の放棄すら、選挙には関係してくるだということを知るべきだ。そうして、選挙には国がどうあって欲しいのかという確固たる考えを持つことが必要だ。
果たして日本の防衛はどうなっていくべきなのか。これをきっかけに考えてみては如何だろうか。

(ライター/元弥きと)
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