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スポットライトニュース

中部電力が苦悩の協議、原発停止なら製造業大打撃

2011年05月08日 23時00分 スポットライト

現在化道中の中部電力浜岡原子力発電所を全面停止するように政府当局から要請された中部電力。同社では協議が重ねられているが、7日発表予定だった結論は出ず、現在も協議中である。
福島原発事故を受けて、防護措置が取られるまでの運転停止が要請されている。安全対策はもちろんだが、中部電力側が懸念しているのは中部地域の製造業への打撃。特に、主力工場が中部地方に集中している自動車最大手のトヨタ自動車の影響は大きいと見られている。同社は既に今、部品調達難、円高、海外市場でのシェア低下の問題に直面しており、電力不足が更なる打撃を加える事となる。
他、中部地域にはスズキやホンダなどの自動車完成車工場、自動車部品メーカー、ヤマザキマザックなどの工作機械メーカー、ソニーのテレビ工場など、大型工場が集積。電力供給が遮断されると、これら大手製造業は軒並み多大な影響を受ける事となる。政府当局は今夏、関西電力からの一時的な支援を提案しているが、実現性はあるのか。安全と現実との間で苦悩が続く。