【イタすぎるセレブ達】故エリザベス女王、ヘンリー王子夫妻の娘“リリベット”の命名に寛大な対応
今年9月8日に崩御したエリザベス女王(享年96)の新たな伝記本『Elizabeth: An intimate portrait』が、英国で12月8日に出版されることになった。同著は、
エリザベス女王と50年来の親交があった元国会議員で作家のジャイルズ・ブランドレス氏(Gyles Brandreth)が、彼女の70年にわたる治世と人生を描いたものだ。
出版に先立ち、英メディア『Daily Mail Online』は同著の一部を紹介している。これまでには晩年の女王が
「痛みを伴う病魔と闘っていた」と著者が主張する部分や、
ヘンリー王子が
婚約者のメーガン・マークル(当時)に「恋をし過ぎているのでは」と女王が心配していたことなどが掲載されていた。
そして新たに明らかになった引用部分は、2021年6月4日に誕生したヘンリー王子とメーガン妃の第2子女児の命名についてだ。
当時ヘンリー王子夫妻は声明を発表し、
「娘のリリベット“リリ”・ダイアナ・マウントバッテン=ウィンザーが誕生したことを大変喜んでいます」と伝えていた。
そして女児のネーミングの由来について、「リリという名前は、彼女の曾祖母である女王陛下のプライベートな愛称“リリベット”にちなんで付けたものです。ミドルネームの“ダイアナ”は、彼女の最愛の亡き祖母ウェールズ公妃に敬意を表したものです」と説明していた。
“リリベット”という愛称は、幼少期のエリザベス王女が言葉を話し始めた頃の発音をもとにしたものだ。彼女の父親である国王ジョージ5世や夫の
エディンバラ公フィリップ王配などごく身近な親族だけが呼んでいた、個人的な名前でもある。
ブランドレス氏は同著で、この愛称について「ずっと女王独自のものだった」と述べ、一部の王室職員は「困惑したり、かなりおこがましいと感じていた」と明かしている。
しかしこのことを知った女王本人は、寛大な様子で対応したそうだ。
同著では「女王はこの事実を潔く受けいれていた」と述べており、女王は「私は、彼らが娘のことを“リリ”と呼んでいると聞きました。とても可愛らしくて、ぴったりですね」と話したと加えている。
ヘンリー王子夫妻は2020年3月に王室離脱し、
息子アーチー君(3)を連れて米カリフォルニア州に移住した。
リリベットちゃんは米国で生まれたが、エリザベス女王が最初に対面したのは、今年6月に開催した女王の即位70周年記念式典「プラチナ・ジュビリー」の期間中だった。
夫妻は
式典に出席するためにアーチー君とリリベットちゃんを伴って渡英。一家は当時女王が暮らしていたウィンザー城の敷地内にあるフロッグモア・コテージに滞在した。同月4日には
リリベットちゃんが1歳の誕生日を迎えたため、同コテージでガーデンパーティを開催していた。
画像は『The Royal Family 2022年6月2日付Instagram「Thank you for a wonderful first day of the #PlatinumJubilee Celebration Weekend!」』『Misan Harriman 2022年6月6日付Instagram「It was such a privilege to celebrate the 1st birthday of Lilibet with my family and hers!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)