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【海外発!Breaking News】目覚めたらイギリス訛りの英語になっていた米女性 過去にはアイルランド・豪訛りも

2019年04月16日 11時00分 Techinsight

【海外発!Breaking News】目覚めたらイギリス訛りの英語になっていた米女性 過去にはアイルランド・豪訛りも 激しい頭痛と脳梗塞に似た症状で病院に緊急搬送されたミッシェル・マイヤーズさんは2015年、朝目覚めると“クイーンズイングリッシュ”とも言われるイギリス英語を話すようになってしまった。 『Smithsonian.com』によると、これは脳梗塞や偏頭痛、頭部の外傷などにより言語を認識する脳の一部が損傷するなどして発症するとされる珍しい症状で「外国語様アクセント症候群」と呼ばれている。また脳への損傷はないものの、双極性障害などの精神系疾患を持つ患者にも発症数が多いことが明らかになっている。1907年に最初の症例が報告されており、現在までに100人ほどの発症が確認されているようだ。 偏頭痛持ちのミッシェルさんの場合、最初に訛りが現れたのは2011年のことで、その時はアイルランド訛りの英語を話していたという。3年後の2014年にはオーストラリア訛りの英語を話すようになったこともあったそうだが、いずれも1~2週間ほどで元に戻っていた。 しかしミッシェルさんがイギリス訛りの英語を話すようになって、すでに3年以上が経過した。テキサス大学の研究チームによると「外国語様アクセント症候群は言語を話す時のアクセントやリズムが変わるため、まるで外国語訛りのように聞こえるが、実際は他の言語を習得しているわけではない」ということだが、ミッシェルさんはアメリカ英語が口から出て来なくなった時のことを次のように語っている。 「悲しい気分だったわ。3~4か月間は家に閉じこもり、うつ状態に陥ったの。病院と家を往復するだけの日々だった。なぜこんな風に話しているのか。違う人間になったように感じたの。頭ではアメリカ英語を理解しているつもりなんだけどね。またアクセントが元に戻ることがあるのかどうか、他の人が私のアクセントを聞いてどんなふうに思うのか、色々考えてしまったの。イギリス訛りの英語を話すようになった時は、精神障がいの可能性も含め、精神科医の診察を受けたのよ。それに『あなた、まるでメリー・ポピンズか、スパイス・ガールズみたいね』って言われたりもしたわ。子供たちはアメリカ英語を話していたから『あなた、子供を世話するナニーなの?』って質問されることもあったのよ。自分の子供の名前さえきちんと発音できなくなっていたの。」 この症候群のほかにも皮膚や関節、血管などの結合組織が脆い遺伝性疾患「エーラス・ダンロス症候群」を患っているミッシェルさんは身体的な痛みとも闘っており、一度落ち込んだ気持ちを切り替えるのにはかなりの時間がかかったようだ。しかし7児の母でもあるミッシェルさんは、時間の経過とともに自分と向き合うことができるようになり、今の気持ちをこう明かした。 「昔のビデオの自分をみると悲しくなることもあるわ。でも家族や友人たちが私を支えてくれた。彼らが『言葉のアクセントが変わっても、私がこれまでしてきたことや、パーソナリティは変わらない』ってことを教えてくれたの。今度は、私が他の人を助ける番だと思っているわ。」 しっかりと自分を見つめ、前向きに生きているミッシェルさんの言葉は力強い。 なお今年3月には、2014年に脳梗塞を起こしたイギリス在住の女性が、ロシア訛りの英語を口にするようになったことがニュースとして伝えられた。そしてこの女性もミッシェルさん同様、多くの人のサポートを受け、強い意思を持って生活しているようだ。 画像は『Fox News 2019年4月14日付「How a woman in Arizona woke up with British accent」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 A.C.)