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【海外発!Breaking News】アルビノビューティーコンテスト開催 参加者らアルビノ狩り根絶訴える(ケニア)

2018年12月06日 13時00分 Techinsight

【海外発!Breaking News】アルビノビューティーコンテスト開催 参加者らアルビノ狩り根絶訴える(ケニア) 11月30日の夜、ケニアの首都ナイロビにある「ケニヤッタ国際会議場(Kenyatta International Convention Centre)」にて「ミスター・アンド・ミス・アルビニズム・東アフリカ2018(Mr and Miss Albinism East Africa 2018)」が開催され、アルビノの人達が美を競いあった。 このコンテストはセルフ・ヘルプ・グループ「アルビニズム・ソサエティ・オブ・ケニア(Albinism Society of Kenya、以下ASK)」がウガンダやタンザニアのグループとパートナーを組んで行われ、それぞれの国からアルビノの男女30人が集まった。 大会を開催した、ケニア初のアルビノの議員でもあるASKのアイザック・ムウォラ氏(Isaac Mwaura)は、本大会の目的を「先天的に色素が欠乏しているがゆえに、差別や暴力さらに殺人などに怯えてきたアルビノの人達の尊厳を確認するため」と話している。 アフリカで生まれ育った参加者らは、肌の白さでずいぶん苦労したようだ。タンザニアから来たエリザベス・ジェイムズさん(Elizabeth James)は幼い頃、知らない人にじっと見つめられ、指をさされ、自宅までつけられ始めた。そのため彼女は学校を変えざるを得なかったという。 この経験は、エリザベスさんの命が危険にさらされていたことを意味する。アフリカでは未だ、アルビノの人達の肉体は幸せや権力を呼び、病気を治す力があると信じられている。そのため多くの呪術師らがアルビノの人達に対して暴行を加え、腕など身体の一部を奪うという「アルビノ狩り」が横行しているのだ。 なかには殺害したり、墓まで荒らす者もいるそうだ。エリザベスさんはアルビノの肉体に魔力があるなどと確証もないことから起こる殺人や暴力の根絶を訴え、「脅威はだいぶ減りました。しかしまだ終わってはいません」と話している。 またコンテスト出場者達は、「アフリカに未だはびこる悪の標的になっているアルビノの人達を励まして自信を与える意味でも、大会に参加する意義がある」と明かしている。 アルビノはサブサハラ・アフリカ地域(サハラ砂漠の南)に多いとも言われ、国連の調査ではタンザニアでは1400人に1人、ジンバブエでは1000人に1人がアルビノであるとされている。 今回の大会ではミスター・アルビノにエマニュエル・シラス・シェドラックさん(Emmanuel Silas Shedrack、20)、ミス・アルビノはケニア出身のマリアンヌ・ムイガイさん(Maryanne Muigai、19)が選ばれた。2人は賞金を獲得し、1年間アルビニズム・ソサエティの大使として活動する予定だ。 画像は『Nairobi News 2018年12月1日付「Tanzanian, Kenyan crowned Mr and Miss Albinism East Africa 2018 – PHOTOS(PHOTO/DENNIS ONSONGO)」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)